超音波検査
乳腺専門の女性超音波検査士が行います。必要に応じて医師も行います。
仰向けに寝た状態で乳房の表面にゼリーを付けて超音波で乳腺全体を検査します。この検査は全く痛くありませんし、放射線も出ませんので身体に負担がありません。
マンモグラフィでいわゆる高濃度乳腺(乳腺の密度が濃い状態)になり、しこりがあるかどうかわかりにくい場合でも、超音波検査ではしこりを診断することができます。そして、しこりの形や境目部分の性状などで、多くの場合、良性なのか悪性なのかを判断することが可能です。
しかも、5mm以上の大きさがあれば、かなりの確率で乳がんを発見することが出来ます。しこりの硬さを測る機能(エラストグラフィ:超音波検査の際、シコリの部分の硬さがカラー表示される。)も付いていますので、より詳しく検査することができます。