沢井記念乳腺クリニック乳がんについて
乳がんについて
まずは検査をうけましょう

乳がんに対する化学療法

いわゆる抗癌剤による治療を化学療法と言います。乳がんは他の部位のがんと比べていろいろな抗癌剤が良く効くのが特徴です。35歳未満の女性、大きな乳がん、リンパ節転移のある乳がんなどハイリスクグループと言って、手術のみの治療法では再発率が高い乳がんに分けられています。これらの乳がんに対して手術前または手術後に化学療法を行うと、再発率を半分以下に抑えることができます。この再発防止効果は、化学療法を手術前に行っても手術後に行っても同じであることが多くの臨床試験によって証明されています。手術前に化学療法を行うと、乳がんを小さくすることが出来るので手術で取る範囲を小さくすることが出来ます。例えば乳房切除術を行うべき乳がんに対して術前化学療法を行えば、乳房温存手術が可能になることがあります。
 抗癌剤には、点滴で静脈に注射するくすりと飲み薬の2種類があります。乳がんに良く効く抗癌剤は、点滴の方が多いのが現状です。点滴の抗癌剤には、いろいろな副作用がありますが、最近は副作用を軽くする良いお薬があるので、点滴の前後にこれらを服用したり点滴したりします。このようにすれば、身体に対する負担を少なく抗癌剤治療を行うことが出来ます。ただし、脱毛を予防する良いお薬はありません。しかし、抗癌剤治療終了後、2ヶ月たてば元通りの髪の毛が生えてきます。
 最近、飲み薬の抗癌剤も乳がんに良く効く薬が使えるようになりつつあります。しかし、点滴ほどは効かないので、点滴の抗癌剤が効かなくなったときなどに用います。




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