沢井記念乳腺クリニック乳がんについて
乳がんについて
まずは検査をうけましょう

乳がんの種類と拡がり

乳がんには、パジェット病、非浸潤がん、および浸潤がんの3種類があります。パジェット病は、乳頭乳輪部の皮膚が湿疹の様に変化やびらんを呈するもので見ただけで分かります。
非浸潤乳がんと浸潤がんは、いずれも最初乳管の中に出来ます。乳頭のところには乳管が12~18本ほど開いています。そのうちの1本だけを奥の方まで見ていくと、枝分かれしながら乳管のある範囲は広がっていきます。この奥の方の乳管の中に乳がんができます。
最初は小さなポリープのようなものですが、次第に乳管の中で広がります。枝別れに沿って乳がんが広がると、狭い扇型のような形になります。このようながんが非浸潤がんといわれます。非浸潤がんは局所のみのがんであり、転移を起こすことはありません。
ただし、治療をしないで放置しておくと乳がんが乳管の外まで広がります。乳管の外まで広がると浸潤がんと呼ばれるようになります。管の外には、リンパ管や血管があります。そしてリンパ管の中までがん細胞が入って行くと、リンパ節転移を起こすことがあります。血管の中に入っていくと肺・肝臓・骨などに転移する可能性が出てきます。実際に一番多いのは、乳管外に広がっている部分と乳管の中を広がっている部分の両方がある乳がんです。この場合、全体的には浸潤がんの仲間に入れます。そして乳管の中で広がっている部分を乳管内進展といいます。




copyright